<NPO法人ひこばえ設立に至る経緯>

 私(茂木直子)は7年前に多摩市で「SKYカウンセリングセンター」を立ち
あげ、そこでのボランティア活動を続けてきています。
誰もがカウンセリングを身近なものとして利用でき、生活者として「生きる
安心」を得られるような相談活動・グループ活動・講演会等を行ってきました。

また長野県蓼科に、心に悩みを抱える人たちに宿泊施設SKY「蓼科の森の家」
を提供しました。
その豊かな自然の中で共に食事をし、語り合い、ゆっくりと自分と向き合う
ことで癒された方々は、再び明日への元気を得て、社会へ戻っていきました。

 3年前、縁あって私の故郷である群馬県での相談活動に関わっていた時、
群馬県における女性問題・
DV相談・保護施設関連等に関しては、全国的に
見ても、もっと多くの支援が望まれているということを知りました

以来、この故郷で差別的な立場におかれている女性と子どもたちへの精神
的、身体的援助活動ができないものかと模索していました。
 

そんなある日マザーテレサの「一人ひとりの人間に対するケアが、やがては
社会全体のケアに広がっていく」という言葉に出会い、背中を押される思い
がしました。

私の経験上から、子どもを産み育て社会に送り出すキーパーソンは母親(女
性)であると思っています。
母親の心の安定が子供にも、家族にも、社会にもひいては政治にもよい影響
をもたらします。

ひこばえの相談支援活動を通して、身近な子どもや女性たちの誰か一人でも、
自分の尊厳を保ち、自信を持って生きていけるようになれば、その影響を
受ける他の人たちの間にも「安心」が拡がっていくと考えました。

2009年4月から、ようやく群馬県では男女共同参画室がスタートしまし
た。
私たちが始めるこの活動も、弱い立場の女性と未来を担う子供たちのた
めのぐんま支援センターとして、差別のない男女共同参画社会作りに大いに
貢献できるものと考えております。

2009年9月11日  NPO法人ひこばえ 茂木直子